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フランス人学生の週末は木曜日から!?

フランス人学生はよほど遠いとかでなければ、ほぼ毎週(あるいは隔週ぐらい)の頻度で実家に帰ります。 ほんと、家族好きだなー。日本だったら考えられない…。 東京の大学に通っている学生が、毎週のように静岡の実家に帰る様子を想像してみてください! ちょっと笑える。 週末は家族と過ごすというのがデフォルトみたいです。 なので、金曜日になると、キャリーや大きなバッグを持って授業に来る学生がたくさんいます。 授業終わったら直帰!!(実家に) 一体毎週何をそんなに持って帰るものがあるの!? そんな疑問も湧いてきます。 以前習ったことのあるフランス人の先生曰く、その中身は… 洗濯物 と 空き容器 だそうです。 大学の寮は洗濯機が共同で、さらにお金がかかります。 なので、学生は 1週間分の洗濯物を実家に持って帰って洗濯 してるらしい。 そして、空き容器はなにかというと… 前の週末に家族が作ってくれた料理を入れてきたやつらしいです。 まじか… そんな感じで毎週金曜日になるとさっさと去っていく学生たち… じゃあ、週末の学生パーティーとかってしないの!? 学生のパーティー (Soirée) ありますよ! 木曜日の夜に! 学生のソワレといえば木曜の夜!というのが常識みたいです。 フランスのおもしろいなぁとおもった文化。

条件法・接続法強化週間② ー『現代フランス広文典』をよむ(接続法編・前半)ー【語学学習・フランス語】

条件法・接続法強化週間 の 第2弾 です。 接続法って一体なんなの? …と初めて習ったときにおもいました。 すごくボヤァとしていてわかりにくい。 que があれば必然的に接続法が来るのかと思えばそうでもないし。 一体どうしたらいいのでしょう。 とりあえず、絶対に接続法になる bien que... とか alors que ... とか Il faut que ...とかは… (実際はもっとたくさんあるけど…) 覚える!!という勉強を今までしていました。 学部でフランス語やってたときは、一つ一つの文法項目はなんでかなぁ? …なんて考えていたらあっという間に試験が来てしまうので、 そんな余裕はなかった。 だから、ひたすら暗記 。 条件反射になるくらい暗記。 それはもう、もはやスポ根アニメ並みというくらいに。 あのときは、2週間に1回ぐらい試験あった気がする。 しかもひどい週は2、3個フランス語のテストがあった…。 今も余裕があるわけではないですが、自分で考えて書かなきゃいけないことが増えたので、きっちり身につけていきたいです。 わからなかった(そして今でもわからない)ところをこの強化週間を機に勉強していくぞ! そういうわけで、今日は 『現代フランス広文典』 の第7章は動詞についての章から、「接続法」に関する部分を読んでいきたいとおもいます。 (長かったので前半・後半に分けました。) 前回の記事: 条件法・接続法強化週間① ー『現代フランス広文典』をよむ(条件法編)ー 前々回の記事: 【フランス語・語学学習】条件法・接続法強化週間ー序章ー 強化週間で扱う予定の本はこちら 目黒士門(著)『現代フランス広文典』   ←今日の記事はココ   第7章の条件法と接続法の記述の部分 東郷雄二『中級フランス語 あらわす文法』   6章 現実ではない世界をあらわす:条件法と接続法 曽我祐典『中級フランス語 つたえる文法』   4章 事態にともなう状況を表す 西村牧夫『中級フランス語 よみとく文法』   3章 否定から条件法へ   7章 接続法の考え方 渡邊淳也『中級フランス語 叙法の謎を解く』   第1章 条件法   第2章 接続法 ちなみに、動詞の活用の勉強はこの本がオスス

フランス語正書法① ーFaites le point ! を読む(その1)ー【語学学習・フランス語】

今日はフランス語正書法についての本、 Marie-France Claerebout "Faites le point ! " を読みました(その1)。 面白エピソードがたくさん詰まっていたので、紹介します。 第1章 Chapitre premier Un point, c'est tout この章の最初は、ピリオド、フランス語で言うと point について。 文の最後に打つよねーという話。まあ、ふつうかなとおもいきや!?!? Georges Perecという作家の L'Art et la manière d'aborder son chef de service pour lui demander une augmentation  という作品は、 88ページ句読点ナシ!! らしいです。 文が長いといえば プルースト かな?と思ったけど、上には上がいるんですね。プルーストは1ページに2、3文しかないイメージ(多分違うけど、気分的に)。関係ないけど、アルファベットの e 使わないで本を書いた作家がいなかったっけ?どっかで読んだ気がするけど、忘れました。 それから、文が長いといえば、判決文!(法律学科で勉強しているのでたくさん読みます。) 例えば、適当にとってきた判決文を見てみると… (一年前の今日の日付のものをランダムに選びました) AUX MOTIFS QUE le litige dont est saisi la cour d'appel porte sur la reconnaissance de dette du 1er juillet 2011 ainsi rédigée : " Je soussigné M. X... Z... devoir la somme de quatorze mille 14. 000 euros à Monsieur A...Jean-Pierre demeurant à Montrejeau " ; qu'il est établi, et non contesté par M. Jean-Pierre Y..., que cette reconnaissance de dette n'a pas ét

条件法・接続法強化週間① ー『現代フランス広文典』をよむ(条件法編)ー【語学学習・フランス語】

授業の課題が忙しく、月曜日、火曜日はフランス語の文法の勉強から離れていましたが、予告通り、 条件法・接続法強化週間 を実施したいとおもいます。 前回の記事: 【フランス語・語学学習】条件法・接続法強化週間ー序章ー 扱う予定の本はこちら 目黒士門(著)『現代フランス広文典』   ←今日の記事はココ   第7章の条件法と接続法の記述の部分 東郷雄二『中級フランス語 あらわす文法』   6章 現実ではない世界をあらわす:条件法と接続法 曽我祐典『中級フランス語 つたえる文法』   4章 事態にともなう状況を表す 西村牧夫『中級フランス語 よみとく文法』   3章 否定から条件法へ   7章 接続法の考え方 渡邊淳也『中級フランス語 叙法の謎を解く』   第1章 条件法   第2章 接続法 まず、 『現代フランス広文典』 から。第7章は動詞についての章です。動詞の活用から、動詞の性質、代名動詞、助動詞、動詞時制…すべて含まれている章なので長いです!! その中で、「動詞時制の用法」に記述されている「条件法」を読んでいきたいとおもいます。 目次 条件法  条件文における用法  条件節に変わる表現  条件法のその他の用法  条件法過去第2形  条件法重複合過去 KEY : 直=直説法;条=条件法;現=現在(形)etc. いつも通り、自分が気になった項目を紹介します。 まず、最初の用法の例文で笑った 。 Si je gagnais le gros lot, je le partagerais avec vous.   (もし宝くじの1等を当てたらあなたと山分けするのだが。) Moi, si je gagnais le gros lot, je ne le partagerais avec personne ! 私だったらだれとも分け合わないよ!はこういいます。え?いえいえ、別に私のことじゃないですよ。ええ、決して…。 それはともかく、文法の勉強を進めます。 条件法現在の用法;(注)条件節が2つある場合、2つめの si は、とくに et, ou, mais のあとで que に置き換えられて、 que のあとは接続法を使う 。 そういえば、こんなルールあった!遭遇頻度が低い文法事項

【語学学習・英語】TOEFL受けようともったらテストセンターがない

TOEFLスコアの有効期限が切れて久しいです。 そもそも有効期限が2年間って短すぎる。金の亡者め。 そんなに数年でスコアなんか落ちないよと思うんですが、TOEICにしろTOEFLにしろスコアは2年間しか有効ではない。なんでですかね。2年間なにもしなかったら、語学力落ちるっていう研究でもあるんでしょうか。しかもそれって、レベルによって違いますよね。初級者は2年放置したらたぶん全部忘れるけど、上級までいけばそんな簡単に能力が下がるとはおもえません。 スコアごとに有効期限が違えばいいのに!!! 一時期英検も有効期限を導入するって話があったけど、今はどうなんでしょう。ただでさえ国内でしか意味のない英語検定。有効期限なんかついたら余計に受ける意味がなくなりますね。(言いたい放題) まあ、そんなわけで、死ぬほど高いくせにすぐ期限が切れるTOEFLに挑戦しようかとおもい、ETSのサイトへ。案の定古いスコアはもうネット上で見ることができない。 テストセンターあるかなぁとおもって、国はフランスを選択。 地域の選択の段階で… あれっ??私の住んでる地域なくない?? 一番近くてTGV(フランス版新幹線)で2時間半。 これは、もうTOEFLは受けなくていいという啓示に違いない。うん、そうだ。 そんなわけで、英語勉強欲は早々に鎮火されました。 前回のTOEFLはむかしむかしTOEFL iBTで100/120でした。フランスから戻ってすぐ受けたので、スピーキングがやたら低かった覚えしかない…。

【語学学習・フランス語】身体部位につく冠詞についてのフォローアップ

先週はせっせとフランス語の冠詞について勉強を進めたわけですが、それに関してフォローアップがあったので、ここに記しておきます。 冠詞の勉強に関する記事はこちら↓↓↓ 冠詞について①ー『現代フランス広文典』を読む(前半)ー 冠詞について②ー『現代フランス広文典』を読む(後半)ー 冠詞について③ー『中級フランス語 あらわす文法』を読む(第1章)ー 身体部位を表す名詞につく冠詞についての記述を覚えていますでしょうか。 「身体部位にフレームが働くのは一つの文の内部だけで、文が変わるとだめになってしまいます。」「文の境界を越えると、英語と同じように所有形容詞[...]をつけなくてはなりません。」( 『中級フランス語 あらわす文法』 1章から引用) 人の身体部位を表す名詞につく冠詞は定冠詞という仕組みが「連想照応」という文法の現象で説明されていました。例えば、Je me lave mes mains じゃなくて Je me lave les mainsというようになるということでした。 でも同じ文の中だとそれでいいのだけど、文が変わると所有形容詞 mon, ma, mes, ton, ta, tes... に変わるよ!という規則があったわけです。 昨日外を歩いていたら、駐車場で片足が車の座席のところにはさまった(ツードアの車で後ろに乗ろうとしてたみたい)女の子が、 " Ah ma jambe, ma jambe ! " と叫んでいました。 なるほど、こういうときは所有形容詞をつかうのね、などとおもったという話でした。

【フランス語・語学学習】条件法・接続法強化週間ー序章ー

冠詞についての勉強がひと段落したので、次のテーマは、 「条件法と接続法」 にします。これから1、2週間かけて、このテーマを掘り下げて勉強していきたいとおもいます。 「時制」にしようかなと思ったのですが、テーマが大きすぎて、授業や大学の勉強と並行してやるには重すぎるとおもい、休暇中などもっと時間があるときにやろうとおもいました。 期間については、今週は忙しい(予定)なので、さすがに1週間では終わらないかなとおもい、2週間をめどに期限を切ろうとおもいます。3週間に渡ると時間がかかりすぎで、強化週間の意味がないので、 なんとか2週間(14日間)におさめたい! 取り扱うのは以下の本(とその章)です。 目黒士門(著)『現代フランス広文典』第7章の条件法と接続法の記述の部分 東郷雄二『中級フランス語 あらわす文法』の「6章 現実ではない世界をあらわす:条件法と接続法」 曽我祐典『中級フランス語 つたえる文法』の「4章 事態にともなう状況を表す」 西村牧夫『中級フランス語 よみとく文法』の「3章 否定から条件法へ」と「7章 接続法の考え方」 渡邊淳也『中級フランス語 叙法の謎を解く』の「第1章 条件法」と「第2章 接続法」 こんな感じでしょうか。余裕があったら(週末とかに)フランス語の文法書にも手を出してみたいけど、あまり欲張らないようにしたいとおもいます。すでに上のでかなり欲張っていますが…。 順番も、それぞれの分量を考えると概ねこんな感じでやっていきたいとおもいます。 がんばるぞー! (これを機に、フランス語関連の積ん読を解消したい…。) 第1回  条件法・接続法強化週間① ー『現代フランス広文典』をよむ(条件法編)ー 目黒士門(著)『現代フランス広文典』 東郷雄二『中級フランス語 あらわす文法』 曽我祐典『中級フランス語 つたえる文法』 西村牧夫『中級フランス語 よみとく文法』 渡邊淳也『中級フランス語 叙法の謎を解く』

【フランス人】フランス人はピュアでナイーブ!?

フランスは愛の国、アムール! というイメージが日本ではありますが、実際はどうなのでしょうか。実のところ、よくわかりません。 日本のように、「誰々と誰々が付き合ってるんだって!」とか、「〇〇ちゃん、君のこと好きらしいよ。」みたいなことはあまり話さないし、噂にならないし。 でも、みんなそれぞれ恋人がいて、「週末は彼女/彼氏と過ごした」、「夏休みは彼女/彼の家族に会いにいくの」みたいな話が出てきます。 そんな中、私がフランスにきて持った感想は、 フランス人てピュアでナイーブなの!? ということ。 ある時友達が、「高校生の弟に彼女ができだんだけど、もう「彼女しかいない!(Elle est la femme de ma vie)」って舞い上がっちゃっててさー。うちに連れてきてお母さんに会わせるって言ってるのよ。いくら何でも早すぎるって言ってるんだけど…。」といっていました。 弟さん可愛すぎでしょ。 家族に会わせるというのは、家族大好きなフランス人からすると当たり前のことみたいですが、付き合ってすぐに「彼女しかいない」とは、ピュアですね。 また、別の友達がこの前言っていたのは「妹が初めて付き合った人と失恋しちゃって、すごく落ち込んでるんだよ。電話して話してなぐさめてあげなくっちゃ。」 そこで、お兄ちゃんが電話してあげるんかいっ!!優しすぎ!! 好きな人は本当に愛して、別れてしまったら心から傷つく。それを周りの人が大切にするという文化があるのではないかなとおもいました。 日本でもそうなんですかね。私がスレすぎなんでしょうか。 そんなことを思った日曜の午後。

【フランス生活】「日本からフランスへの船便が届かない…」話

夏に帰国した時に全く急がない日用品などを詰めて、のちに実家から船便で送ってもらいました。(家族の車使うタイミングと、私が郵便局に行けるタイミングと準備の進捗具合が合わなかったから自分で送れず…。お母さんありがとう。) しかし、 届かないね!! 世界を3周くらいしてるんじゃないの!? 船便は「どれくらいで届きます」という期間は全く保証されていないので、文句を言えた筋ではないのですが、さすがに2ヶ月はかかりすぎ…。でも、去年も2ヶ月半から3ヶ月ぐらいかかったから、そんなもんなんですかね。つら…。 留学する皆さんは、冬物は船便で送ろう!っと思っていると、寒い時期のほうが先にきてしまうこともあるので、1、2枚ぐらいは冬服をスーツケースに入れていきましょうね!薄手のコートか、小さく折りたためるダウンジャケットを入れていくといいとおもいます。 はやく届いてほしいなぁ〜という話でした。

【語学学習】フランス語の書く力をつける(進捗2)

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こんにちは! フランス語の書く力を伸ばそうという試みの進捗第2弾です。(昨日の夜やった分) この取り組みに関して、 詳しくはこちらの記事へ↓↓↓ 【フランス留学・語学学習】外国語の書く力を向上させる 【フランス留学・語学学習】外国語の書く力を向上させる -2- 前回に引き続き、過去問集からDissertationと呼ばれる論述問題形式の問題と模範解答を使いました。 進捗報告第1回はこちら↓↓↓ 【語学学習】フランス語の書く力をつける(進捗1) 前回同様4ステップで勉強しました。 雛形を決めておくと、勉強の半分ぐらいは「作業」になるので、どうやってやろう?ノートに書くべきかな?書かないべきかな?などと迷ったり判断したりすることがなくなります。そうやってルーティン化することで、勉強の習慣も確立されるし、覚えることに集中できます。 4ステップの詳細は 前回の記事 をチェックしてください。 勉強手順 Step 1:「気づき」に注意しながら模範解答を紙に手で写す Step 2:書き終わったら、気になった項目をまとめてパソコンに打ち込む、辞書を引く Step 3:印刷してノートに貼る・ノートの読み直し Step 4:単語と用法を単語帳に書き写しておく(手書き) (写真撮ったの違うページだった…すみません。) 前回に続いて今回も 使用したのは, Les annales du droit 2018, Droit civil des obligation (Dalloz) ロワイヤル仏和中辞典(旺文社) Le Petit Robert (Le Robert)        過去問集の本文から抜粋 (Étant un ) Fruit d ’ une lente évolution doctrinale et jurisprudentielle , … La détermination de son sens permet de mieux en apprécier les intérêts qui s ’ y attachent . Au contraire , … , le contrat était réputé n ’ être que

【語学学習・フランス語】冠詞について③ー『中級フランス語 あらわす文法』を読む(第1章)ー

今日の文法の勉強は、 東郷雄二著『中級フランス語 あらわす文法』 の1章「モノとコトをあらわす:冠詞と名詞のはたらき」(1課〜7課)を読みました。 フランスの語の冠詞の勉強日記 その1: 【語学学習・フランス語】冠詞について①ー『現代フランス広文典』を読む(前半)ー その2: 【語学学習・フランス語】冠詞について②ー『現代フランス広文典』を読む(後半)ー 本日使った本(の一部分)の概要 1章 モノとコトをあらわす:冠詞と名詞のはたらき  1課 パンはどこにある? ー冠詞は何の役に立つのか  2課 冠詞の二つの働き ー意味を区切り、談話を組み立てる  3課 コトバは意味をどのように区切るか ー冠詞の認知機能  4課 定と不定はどのように決まるか ー冠詞の談話機能  5課 定冠詞を支える隠れた枠組み ー再び初出の定冠詞について  6課 フランス人はチーズが好き ー総称を表す冠詞  7課 Un Mozart って何だろう ー固有名詞につく冠詞 コラム 仏和辞典はどうやってつくる? この章の目次を見ただけでもワクワクしますよね! ねっ!? (強気) 勉強メモ 今回もまた、自分がなるほどなぁとおもった点をピックアップしてまとめていきます。(私の個人的な勉強ノートです。本の内容をバランスよく紹介しているわけではないので、ぜひご自分で読んでください!) 1課 パンはどこにある? ー冠詞は何の役に立つのか 「私 (著者) はここ( なんでこういった文法の現象が起こるのだろう?という疑問提起が前述されています) に冠詞の秘密が潜んでいると考えています。その秘密とは、冠詞には実は二つの異なるレベルの機能が重ねられているということです。」 著者による「二つの異なるレベルの機能」とは、 1. 可算/非可算 の区別(後の課で「認知機能」とされている)が関係するレベル 2. 不定/定 の区別(後の課で「談話機能」とされている)が関係するレベル だそうです。 最初に冠詞を学ぶ時にここまで教えてもらったらいいなぁとおもった点です。でも、多分習ったんだけど、入門レベルだとそこまで頭が回らないというか、理解がそこまで達していないというのもあるので、一概にはいえないけど。

【フランス生活】フランス水事情・石灰汚れの掃除方法

フランスは住んでいる地域によって水事情が異なりますが、私が住んでいる地域は水の中の 石灰 がすごいです。どれくらいすごいかと言うと、硬水で シャンプーや石鹸が泡立たないのはもちろん、水道水を沸騰させると白いもの(石灰)が浮いてきます。 お風呂も洗面所もキッチンのシンクも石灰に侵されて白くなってくる…。 これって、どうやって掃除したらいいの!? もちろん、フランスにはそれ用の石灰を取るための洗剤が売っています。(スーパーで売っています。)でも、大概そういう洗剤は 用途別 。つまり、お風呂用、トイレ用、…となっているものが多いです。でも、石灰は必然的に水回りならどこでも出てくるわけで…大きな家を持っているならまだしも、狭いアパートのためにそんなに洗剤ばっか買えるかー!!とおもうわけです。 だってトイレ・バスまわり用の洗剤をティファールの湯沸しポットに使いたくないじゃん? そもそも、洗剤いっぱいあっても置く場所もないですし。 そこで、私がやっている掃除方法を紹介します。 答えはズバリ!! クエン酸!! フランス語で Acide citrique  です。スーパーでも普通に置いていますが、私はBiocoop で買ってきました。クエン酸は食べ物を扱うところにも使えるし、石灰汚れがよく落ちるし、 もう最高っ!! 1. 効果 粉のクエン酸を買ってきて、空き瓶かなんかにお湯を入れ、クエン酸を溶かします。スプレーボトルがあると便利だけど、なければビンとかペットボトルとかで全然OKです。 それを石灰汚れのところにかける(スプレーする)と… シュワシュワーといいながら石灰が溶けていく!!! もうこれだけでも快感です。そして、ほとんどの場合はこすらなくても大丈夫だし、こするとしてもかる〜くスポンジでこすっておけば汚れは落ちます。 それに、じゃぶじゃぶ使ったってせいぜいスプーン2杯分の粉だから、気にせずどんどん使えます。他の強い洗剤みたいに環境に悪いこともなく、罪悪感フリー!! スーパーでは、掃除用のお酢(vinaigre)も売っていますが、もちろん液体。粉末のクエン酸を買った方が 断然コスパがいい です。 2. 使える場所 バス、トイレ、キッチン、鍋、湯沸しポットなど どこでも掃除できます。 湯沸しポットに関しては、小さいスプーンに

【留学・語学学習】語学学校で授業についていけない!?ー対処法ー

日本人が語学学校に行くと、 文法に強いがためにプレイスメント・テストで上の方のクラスに入れられてしまう ということが往々にしてあります。そうすると、 ヨーロッパ言語系の学生と一緒になり、クラスメイトはペラペラとどんどん発言し、授業が進んで行くけど、自分は全然発言できない!というか、そもそもみんなが何言っているのか、わからない! という状況に陥りがちです。 私も大学3年生でフランスへ留学した時の前半は語学学校へ行きました。そこでは、最初のプレイスメントテストでやたら上の方のクラスへ入れられてしまい、 クラスにいるのは2期目(すでに一学期は語学学校に通っている)人や、フランス語ととても言語が近いスペイン語話者、それから同じくヨーロッパ系言語の英語話者ばかり…。 みんなペラペラ話しているのに、自分は聞いて話題を追うだけで精一杯。こんなんじゃ、このクラスでやっていけない!とおもいました。 そこで、自分の経験をふまえ、語学学校で「このクラス、私には無理!」とおもっている方のために対処法をまとめました。 (1)まず、先生に「宣言」する。 このクラスは自分には難しすぎる。けどプレイスメント・テストで入れられてしまった…という時は、まずそのクラスの先生に「宣言」します。なぜ「相談」ではなく「宣言」なのか? 「このクラスは私には難しすぎます。下のクラスのほうがいいんじゃないかとおもいます。」と先生に相談したとして、 「プレイスメント・テストでこのレベルになったんだから大丈夫!」と、すごくポジティブに返される可能性あり。 「そんな励ましが聞きたいんじゃないんだよ!わかんないんだよ、マジで!」と釈然としない気持ちばかりが募り、でもそれを表現する語学力がないからイラってなるでしょう。 逆に、「そう?じゃあ、下のクラスに移る?」とあっさり言われてしまっては、せっかく実力で入ったクラスなのにもったいなさすぎる! つまり、何が言いたいかというと、「相談」というのは「相手に決めてもらう」こと。人に決めてもらうとそのクラスに残ったとしても、下のクラスに言ったとしても後々後悔しがちです。 そこで!自分でこのくらいは頑張ってみようという期限を決めて先生に「宣言」しましょう! 「先生、このクラスは私には難しすぎます。◯週間やってみますが、それでもまだ難しかったら下のクラスに行きま

ダメ絶対!!オリンピック通訳ボランティア

ぶっちゃけ、東京オリンピックの通訳ボランティアって やりたい人いるの? 暑いし、無給だし、研修必須だし、10日以上拘束されるし。一体何が悲しくてそんな苦行しなきゃいけないのか。 語学を学ぶ動機は様々で、それはそれで構いませんが、 オリンピックの通訳ボラだけはやめておけ! その理由をまとめました。 1. 条件が悪すぎる まず、東京オリンピックのウェブサイトの「応募にあたって」のページを見てみましょう。 まず、活動期間。 「大会期間中および大会期間前後において、10日以上の活動を基本とします。競技スケジュール、活動内容、活動場所等によっては、シフト等の都合により10日を下回る場合もあります。」 とある。この現代において、一体誰が10日以上自由な時間があるのか!?そんな人いたら、マジで旅行とか楽しいことして人生楽しんだ方が時間を有効に使えるのでは? 次に、活動時間。 「休憩・待機時間を含み、1日8時間程度」 現実問題として、たとえずっと通訳してないにしても、 そんなに長時間通訳なんてできませんから! 外国語で話すって結構疲れるのに、さらに暑い季節に慣れないことするんだから、こんな長時間できるわけがない。定年迎えて趣味でやる人もいるだろうけど、相当体力ないと無理でしょ。 そして、 「積極的に応募していただきたい方」 の中にある、 「英語、その他言語及び手話のスキルを活かしたい方」 はぁ???そんなスキル求めるなら金出せよ!金! 2. みんなにとって迷惑 世の中には、通訳で生計を立てている方々がいるわけで、そういう中、無料でそういうスキルを提供しちゃう人がいるというのは大変に迷惑な話。 「将来通訳になりたい!そのための経験としてやってみたい!」 とおもっている人がいたら、 「あなたがタダ働きしたせいで通訳という職業は衰退し、あなたが通訳として生計を立てたいと思う頃にはそんな職業なくなってますよ。」 と言いたい。(実際にはなくなることはないけど、その代わりとても高度なものだけが残って、仕事とできる人の絶対数は減るでしょう。) お金と時間と労力をかけて磨いた技術の無料提供はそれを職業にしている人にとっては本当に迷惑なことだとおもいます。 それから、案内される外国人にとっても迷惑。ボランティアということは、必ずしも語学能力が

【語学学習・フランス語】冠詞について②ー『現代フランス広文典』を読む(後半)ー

フランス語の冠詞についての勉強第2弾です。前回の記事↓↓↓ 【語学学習・フランス語】冠詞について①ー『現代フランス広文典』を読む(前半)ー 前回に引き続き、 目黒士門(著)『現代フランス広文典』 を読みました。特に、「 第4章 冠詞」の章のアウトラインはこんな感じ。 第4章 冠詞 不定冠詞 部分冠詞 定冠詞 冠詞の変形 ←前回の記事はココまで 補語名詞の冠詞 まず、「冠詞の変形」 特に目新しいことはナシ。文法書に書いてあることを知ってるとちょっと嬉しいですよね。これ、知ってるんだぜ〜〜みたいな。 そのくらいの自画自賛さがないと、語学学習なんてやってらんないよ!!(大声) そしてこの余裕は次のセクションで打ち砕かれることに…。 つぎに、「補語名詞の冠詞」について。 〈 en +名詞〉と冠詞   (2)名詞が形容詞や保護を伴う時には dans を用い、冠詞がつく。   例: se perdre en forêt → se perdre dans une forêt profonde   dans を使う方が意味が具象的で、 en を用いると意味が抽象的になる。 へぇぇぇぇ〜〜〜!!!知らなかった。何も考えずに読み飛ばしていた気がする。今度読む時気をつけてみよう…。具象的/抽象的の違いがあるんだ!なんと!!! (3)特別な慣用的表現(古語法のなごり)では名詞の前に定冠詞 la または l ’ が用いられる。 あ〜〜〜。これ、なんでなんだろうって思ってたんだよね…(調べろよ)。特に、法律の問題を解く時に、「ここの場合では」の意味で使う " en l'espèce " に、なんで l' 必要なのかなぁと疑問でした。解決したからよしとしよう。 de France/ de la France   ( 2 ) de la France となる場合   France が「フランス国」または「フランス全体」を意味する時。 これもいまいち使い分けがわからなかったやつ。大学の授業でもやったけど、そのとき、へーそんなんあるんかーと聞いてたけど、後になってもいまいちつかめなかった。乗っている例文とかフレーズを読むと納得。まとめて