【留学・語学学習】語学学校で授業についていけない!?ー対処法ー
日本人が語学学校に行くと、文法に強いがためにプレイスメント・テストで上の方のクラスに入れられてしまうということが往々にしてあります。そうすると、ヨーロッパ言語系の学生と一緒になり、クラスメイトはペラペラとどんどん発言し、授業が進んで行くけど、自分は全然発言できない!というか、そもそもみんなが何言っているのか、わからない!という状況に陥りがちです。
私も大学3年生でフランスへ留学した時の前半は語学学校へ行きました。そこでは、最初のプレイスメントテストでやたら上の方のクラスへ入れられてしまい、クラスにいるのは2期目(すでに一学期は語学学校に通っている)人や、フランス語ととても言語が近いスペイン語話者、それから同じくヨーロッパ系言語の英語話者ばかり…。みんなペラペラ話しているのに、自分は聞いて話題を追うだけで精一杯。こんなんじゃ、このクラスでやっていけない!とおもいました。
そこで、自分の経験をふまえ、語学学校で「このクラス、私には無理!」とおもっている方のために対処法をまとめました。
(1)まず、先生に「宣言」する。
このクラスは自分には難しすぎる。けどプレイスメント・テストで入れられてしまった…という時は、まずそのクラスの先生に「宣言」します。なぜ「相談」ではなく「宣言」なのか?
「このクラスは私には難しすぎます。下のクラスのほうがいいんじゃないかとおもいます。」と先生に相談したとして、「プレイスメント・テストでこのレベルになったんだから大丈夫!」と、すごくポジティブに返される可能性あり。「そんな励ましが聞きたいんじゃないんだよ!わかんないんだよ、マジで!」と釈然としない気持ちばかりが募り、でもそれを表現する語学力がないからイラってなるでしょう。
逆に、「そう?じゃあ、下のクラスに移る?」とあっさり言われてしまっては、せっかく実力で入ったクラスなのにもったいなさすぎる!
つまり、何が言いたいかというと、「相談」というのは「相手に決めてもらう」こと。人に決めてもらうとそのクラスに残ったとしても、下のクラスに言ったとしても後々後悔しがちです。
そこで!自分でこのくらいは頑張ってみようという期限を決めて先生に「宣言」しましょう!
「先生、このクラスは私には難しすぎます。◯週間やってみますが、それでもまだ難しかったら下のクラスに行きます。」
先生に相談する必要はありません。「私はこうします!」と宣言してしまいましょう。決めるのはあなたです。
(2)3週間〜1ヶ月そのクラスで頑張ってみる
いったん先生に宣言したら3週間から1ヶ月は、プレイスメント・テストで入れられたクラスで頑張ってみましょう。したがって、「宣言」の期限はこのくらいの期間に設定するのがいいです。
なぜ3週間〜1ヶ月がいいのか?
それは、このくらいで耳が慣れてくるからです。
この期間は、グッとこらえて(英語で言うと bite the bullet) 授業に行きます。わからなくても一生懸命聞きます。「3週間過ぎれば、1ヶ月過ぎれば、別のクラスに移ってもいいんだ…!!」と心の中で唱えて踏ん張ります。
自分が決めた期間が過ぎて、やっぱりそのクラスのレベルには合わない、自分には無理だとおもったら、すっぱり下のクラスに行きましょう。一回頑張ったのだから、先生も理解してくれます。ほとんどの場合は、そのままのクラスで大丈夫かなと思い始めるとおもいます。
(3)復習できなくても気にしない
最初の数週間は復習できなくても気にしてはいけません。オール外国語で過ごすというのは本当に疲れます。授業を受けるとなるとさらに疲れます。朝から授業があるとお昼すぎには脳はクタクタ。家に帰ったら、ご飯も食べずにベッドへダイブ!!ということもあるでしょう。
私も、最初の数週間は朝から夕方まで(間に空き時間がありながらも)授業があり、家に帰ったらベッドに倒れこむようにして寝ていました。そして、夜9時ぐらいに起きて、何か食べてシャワー浴びてまた寝る…。朝はちょっと早めに起きて、とりあえず最低限の宿題だけ終わらせて、また授業に行くという生活でした。
復習なんて全くできません。単語調べるのも、授業と授業の合間に辞書を引いておくぐらい。家に帰って勉強なんて疲れすぎてできませんでした。
これがずっと続くのか、私はなんてダメな人間なんだろう…と自信をなくしていたのですが、1ヶ月ぐらいすると段々と余裕が生まれてきて、宿題の他にも授業の復習や、自分のやりたいことができるようになりました。
最初の数週間は復習できなくても落ち込まない!その状態がずっと続くわけではありません!
(4)インプットを増やす
ここまで読んでくださった方は、具体的にどうすれば授業についていけるようになるわけ!?とおもっていることでしょう。
語学学習はよく「鹿威し(ししおどし)」に喩えられます。料亭のお庭とかにある、水が溜まってカコーンってなるやつですね。あの鹿威しみたいに、水がちょろちょろ溜まっていって、ある時カコーンってわかるようになるのが語学学習です。
どうやったら早くカコーンってなるのか?それは、インプットを増やすこと。とにかくインプット。寝ても覚めてもインプット。
私がオススメするのは、テレビとラジオです。映像がないと難しすぎると思う場合は、テレビから始めるといいでしょう。短期留学でテレビなんて高級品ないよ!という場合でも、最近はインターネットで色々みられますから(Netflixとかね)、それを活用して学習している言語をシャワーのように浴びましょう。少し慣れてきたらラジオを聴くのもオススメです。ラジオはテレビと比べてはっきりと発音してくれます。ラジオに慣れていると、テレビの方が若干早口で、発音があまりはっきりしていないことに気がつくと思います。そのくらいラジオはきっちり発音してくれるので、耳を鳴らすにはとてもいい方法です。
インプットだから読まなきゃ!とか、考えなくてぜんぜんOK 。確かに語学学習の中で、読解のインプットはとても大事です。ですが、語学学校に行き始めて数週間で取り入れるには大変すぎるのも事実。いつかはやるけど、今はやらなくていいという判断をすることも大事です。
そうこうして1ヶ月すぎると、このクラスでもやっていけるかも?という気になりますよ。せっかく上のクラスに入れたなら、自分の実力を信じて1ヶ月だけ頑張りましょう!
私も大学3年生でフランスへ留学した時の前半は語学学校へ行きました。そこでは、最初のプレイスメントテストでやたら上の方のクラスへ入れられてしまい、クラスにいるのは2期目(すでに一学期は語学学校に通っている)人や、フランス語ととても言語が近いスペイン語話者、それから同じくヨーロッパ系言語の英語話者ばかり…。みんなペラペラ話しているのに、自分は聞いて話題を追うだけで精一杯。こんなんじゃ、このクラスでやっていけない!とおもいました。
そこで、自分の経験をふまえ、語学学校で「このクラス、私には無理!」とおもっている方のために対処法をまとめました。
(1)まず、先生に「宣言」する。
このクラスは自分には難しすぎる。けどプレイスメント・テストで入れられてしまった…という時は、まずそのクラスの先生に「宣言」します。なぜ「相談」ではなく「宣言」なのか?
「このクラスは私には難しすぎます。下のクラスのほうがいいんじゃないかとおもいます。」と先生に相談したとして、「プレイスメント・テストでこのレベルになったんだから大丈夫!」と、すごくポジティブに返される可能性あり。「そんな励ましが聞きたいんじゃないんだよ!わかんないんだよ、マジで!」と釈然としない気持ちばかりが募り、でもそれを表現する語学力がないからイラってなるでしょう。
逆に、「そう?じゃあ、下のクラスに移る?」とあっさり言われてしまっては、せっかく実力で入ったクラスなのにもったいなさすぎる!
つまり、何が言いたいかというと、「相談」というのは「相手に決めてもらう」こと。人に決めてもらうとそのクラスに残ったとしても、下のクラスに言ったとしても後々後悔しがちです。
そこで!自分でこのくらいは頑張ってみようという期限を決めて先生に「宣言」しましょう!
「先生、このクラスは私には難しすぎます。◯週間やってみますが、それでもまだ難しかったら下のクラスに行きます。」
先生に相談する必要はありません。「私はこうします!」と宣言してしまいましょう。決めるのはあなたです。
(2)3週間〜1ヶ月そのクラスで頑張ってみる
いったん先生に宣言したら3週間から1ヶ月は、プレイスメント・テストで入れられたクラスで頑張ってみましょう。したがって、「宣言」の期限はこのくらいの期間に設定するのがいいです。
なぜ3週間〜1ヶ月がいいのか?
それは、このくらいで耳が慣れてくるからです。
この期間は、グッとこらえて(英語で言うと bite the bullet) 授業に行きます。わからなくても一生懸命聞きます。「3週間過ぎれば、1ヶ月過ぎれば、別のクラスに移ってもいいんだ…!!」と心の中で唱えて踏ん張ります。
自分が決めた期間が過ぎて、やっぱりそのクラスのレベルには合わない、自分には無理だとおもったら、すっぱり下のクラスに行きましょう。一回頑張ったのだから、先生も理解してくれます。ほとんどの場合は、そのままのクラスで大丈夫かなと思い始めるとおもいます。
(3)復習できなくても気にしない
最初の数週間は復習できなくても気にしてはいけません。オール外国語で過ごすというのは本当に疲れます。授業を受けるとなるとさらに疲れます。朝から授業があるとお昼すぎには脳はクタクタ。家に帰ったら、ご飯も食べずにベッドへダイブ!!ということもあるでしょう。
私も、最初の数週間は朝から夕方まで(間に空き時間がありながらも)授業があり、家に帰ったらベッドに倒れこむようにして寝ていました。そして、夜9時ぐらいに起きて、何か食べてシャワー浴びてまた寝る…。朝はちょっと早めに起きて、とりあえず最低限の宿題だけ終わらせて、また授業に行くという生活でした。
復習なんて全くできません。単語調べるのも、授業と授業の合間に辞書を引いておくぐらい。家に帰って勉強なんて疲れすぎてできませんでした。
これがずっと続くのか、私はなんてダメな人間なんだろう…と自信をなくしていたのですが、1ヶ月ぐらいすると段々と余裕が生まれてきて、宿題の他にも授業の復習や、自分のやりたいことができるようになりました。
最初の数週間は復習できなくても落ち込まない!その状態がずっと続くわけではありません!
(4)インプットを増やす
ここまで読んでくださった方は、具体的にどうすれば授業についていけるようになるわけ!?とおもっていることでしょう。
語学学習はよく「鹿威し(ししおどし)」に喩えられます。料亭のお庭とかにある、水が溜まってカコーンってなるやつですね。あの鹿威しみたいに、水がちょろちょろ溜まっていって、ある時カコーンってわかるようになるのが語学学習です。
どうやったら早くカコーンってなるのか?それは、インプットを増やすこと。とにかくインプット。寝ても覚めてもインプット。
私がオススメするのは、テレビとラジオです。映像がないと難しすぎると思う場合は、テレビから始めるといいでしょう。短期留学でテレビなんて高級品ないよ!という場合でも、最近はインターネットで色々みられますから(Netflixとかね)、それを活用して学習している言語をシャワーのように浴びましょう。少し慣れてきたらラジオを聴くのもオススメです。ラジオはテレビと比べてはっきりと発音してくれます。ラジオに慣れていると、テレビの方が若干早口で、発音があまりはっきりしていないことに気がつくと思います。そのくらいラジオはきっちり発音してくれるので、耳を鳴らすにはとてもいい方法です。
インプットだから読まなきゃ!とか、考えなくてぜんぜんOK 。確かに語学学習の中で、読解のインプットはとても大事です。ですが、語学学校に行き始めて数週間で取り入れるには大変すぎるのも事実。いつかはやるけど、今はやらなくていいという判断をすることも大事です。
そうこうして1ヶ月すぎると、このクラスでもやっていけるかも?という気になりますよ。せっかく上のクラスに入れたなら、自分の実力を信じて1ヶ月だけ頑張りましょう!
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