投稿

ラベル(フランス留学)が付いた投稿を表示しています

フランスがヨーロッパ外の学生の学費を値上げするらしい… その2

前回の記事  フランスがヨーロッパ外の学生の学費を値上げするらしい…  への追記。 とりあえず、現時点ですでにフランスの高等教育機関に登録している外国人学生に関しては変更なしのようです。 ただし、現在学部生で将来的に修士に行く、現在修士で将来博士課程に進学するという場合はその切り替わりの時に新しい登録料が適応される模様。 ひどすぎ。 Campus Franceのフランス語のページには情報が出ているみたいですね。 このページ↓ https://www.campusfrance.org/fr/frais-scolarite-France 日本のCampus Franceのサイトではページが見つからなかったのですが、もし見つけた方がいらっしゃいましたら教えてください!>< あー、フランスどうなっちゃうんだろ…。

今週のカルチャーショック【フランス留学】

今週感じたカルチャーショックを2つ紹介します。 カルチャーショック その1 授業で先生が教科書を推薦している場面。 どうやらこの本はものすごく詳しく書いてあって、普通の教科書だと簡単に済ませてしまっている部分まで省略がないらしい。 でも、分厚い…!! そこで先生が言ったのは、 「紙は聖書の紙よ。」 あの、辞書みたいなペラペラの薄い紙のことらしい…。 やはりキリスト教圏は聖書っていうのね!! 日本だったら、 辞書の紙 って言うとおもうんだけど。 そんなちょっとしたところに文化の違いを感じました。 ちなみに、その本を本屋さんに見にいったのですが(まだ図書館に入ってない)、紙はペラペラで透けそうでした。 なのに、すっごい分厚い本 だった…。棚から落ちてきたら死にそうでした。(大げさ) ちょっと高めだったので、買おうかどうか迷い中。 通年授業だし、買ってもいいかなぁ。 カルチャーショック その2 刑法の授業で宿題の答え合わせ中の出来事。 刑法を勉強された方がいらっしゃったら、私よりも詳しいと思うのですが、infraction(犯罪)に circonstances aggravantes (注)が加わると、その犯罪に対して法律で決められている刑罰よりも重い刑罰が適用されることがあります。 (注)加重事情:法律に制限列挙する事実または資格で、これが認められると、通常の場合よりも重い刑罰を適用される。; 『フランス法律用語辞典』(三省堂) より引用) たとえば、暴力という犯罪の場合、証人や裁判官等に暴力を振るった場合は、単に普通の人に暴力を振るった場合よりも刑罰が重くなるという具合です。 その中に「被害者の配偶者(とそれに相当する関係)によって犯された場合」というものもあります。 PACSとか内縁関係とかも含まれます。 さて、宿題で何を話していたかというと… 「あるHIV陽性の男性が、自分がHIVウイルス感染していることを知り、またそのことを隠してある女性と恋愛関係になり、性的関係を持ちました。結果女性も感染しました。この男性を罪に問うことはできますか?」 という問題でした。 結論から言うと、フランスの法律でこれは罪に問うことができます。 いったいなにがカルチャーショックなのか!? それは、クラスメートの

フランス人学生の週末は木曜日から!?

フランス人学生はよほど遠いとかでなければ、ほぼ毎週(あるいは隔週ぐらい)の頻度で実家に帰ります。 ほんと、家族好きだなー。日本だったら考えられない…。 東京の大学に通っている学生が、毎週のように静岡の実家に帰る様子を想像してみてください! ちょっと笑える。 週末は家族と過ごすというのがデフォルトみたいです。 なので、金曜日になると、キャリーや大きなバッグを持って授業に来る学生がたくさんいます。 授業終わったら直帰!!(実家に) 一体毎週何をそんなに持って帰るものがあるの!? そんな疑問も湧いてきます。 以前習ったことのあるフランス人の先生曰く、その中身は… 洗濯物 と 空き容器 だそうです。 大学の寮は洗濯機が共同で、さらにお金がかかります。 なので、学生は 1週間分の洗濯物を実家に持って帰って洗濯 してるらしい。 そして、空き容器はなにかというと… 前の週末に家族が作ってくれた料理を入れてきたやつらしいです。 まじか… そんな感じで毎週金曜日になるとさっさと去っていく学生たち… じゃあ、週末の学生パーティーとかってしないの!? 学生のパーティー (Soirée) ありますよ! 木曜日の夜に! 学生のソワレといえば木曜の夜!というのが常識みたいです。 フランスのおもしろいなぁとおもった文化。

【フランス生活】「日本からフランスへの船便が届かない…」話

夏に帰国した時に全く急がない日用品などを詰めて、のちに実家から船便で送ってもらいました。(家族の車使うタイミングと、私が郵便局に行けるタイミングと準備の進捗具合が合わなかったから自分で送れず…。お母さんありがとう。) しかし、 届かないね!! 世界を3周くらいしてるんじゃないの!? 船便は「どれくらいで届きます」という期間は全く保証されていないので、文句を言えた筋ではないのですが、さすがに2ヶ月はかかりすぎ…。でも、去年も2ヶ月半から3ヶ月ぐらいかかったから、そんなもんなんですかね。つら…。 留学する皆さんは、冬物は船便で送ろう!っと思っていると、寒い時期のほうが先にきてしまうこともあるので、1、2枚ぐらいは冬服をスーツケースに入れていきましょうね!薄手のコートか、小さく折りたためるダウンジャケットを入れていくといいとおもいます。 はやく届いてほしいなぁ〜という話でした。

【語学学習】フランス語の書く力をつける(進捗2)

イメージ
こんにちは! フランス語の書く力を伸ばそうという試みの進捗第2弾です。(昨日の夜やった分) この取り組みに関して、 詳しくはこちらの記事へ↓↓↓ 【フランス留学・語学学習】外国語の書く力を向上させる 【フランス留学・語学学習】外国語の書く力を向上させる -2- 前回に引き続き、過去問集からDissertationと呼ばれる論述問題形式の問題と模範解答を使いました。 進捗報告第1回はこちら↓↓↓ 【語学学習】フランス語の書く力をつける(進捗1) 前回同様4ステップで勉強しました。 雛形を決めておくと、勉強の半分ぐらいは「作業」になるので、どうやってやろう?ノートに書くべきかな?書かないべきかな?などと迷ったり判断したりすることがなくなります。そうやってルーティン化することで、勉強の習慣も確立されるし、覚えることに集中できます。 4ステップの詳細は 前回の記事 をチェックしてください。 勉強手順 Step 1:「気づき」に注意しながら模範解答を紙に手で写す Step 2:書き終わったら、気になった項目をまとめてパソコンに打ち込む、辞書を引く Step 3:印刷してノートに貼る・ノートの読み直し Step 4:単語と用法を単語帳に書き写しておく(手書き) (写真撮ったの違うページだった…すみません。) 前回に続いて今回も 使用したのは, Les annales du droit 2018, Droit civil des obligation (Dalloz) ロワイヤル仏和中辞典(旺文社) Le Petit Robert (Le Robert)        過去問集の本文から抜粋 (Étant un ) Fruit d ’ une lente évolution doctrinale et jurisprudentielle , … La détermination de son sens permet de mieux en apprécier les intérêts qui s ’ y attachent . Au contraire , … , le contrat était réputé n ’ être que

【留学・語学学習】語学学校で授業についていけない!?ー対処法ー

日本人が語学学校に行くと、 文法に強いがためにプレイスメント・テストで上の方のクラスに入れられてしまう ということが往々にしてあります。そうすると、 ヨーロッパ言語系の学生と一緒になり、クラスメイトはペラペラとどんどん発言し、授業が進んで行くけど、自分は全然発言できない!というか、そもそもみんなが何言っているのか、わからない! という状況に陥りがちです。 私も大学3年生でフランスへ留学した時の前半は語学学校へ行きました。そこでは、最初のプレイスメントテストでやたら上の方のクラスへ入れられてしまい、 クラスにいるのは2期目(すでに一学期は語学学校に通っている)人や、フランス語ととても言語が近いスペイン語話者、それから同じくヨーロッパ系言語の英語話者ばかり…。 みんなペラペラ話しているのに、自分は聞いて話題を追うだけで精一杯。こんなんじゃ、このクラスでやっていけない!とおもいました。 そこで、自分の経験をふまえ、語学学校で「このクラス、私には無理!」とおもっている方のために対処法をまとめました。 (1)まず、先生に「宣言」する。 このクラスは自分には難しすぎる。けどプレイスメント・テストで入れられてしまった…という時は、まずそのクラスの先生に「宣言」します。なぜ「相談」ではなく「宣言」なのか? 「このクラスは私には難しすぎます。下のクラスのほうがいいんじゃないかとおもいます。」と先生に相談したとして、 「プレイスメント・テストでこのレベルになったんだから大丈夫!」と、すごくポジティブに返される可能性あり。 「そんな励ましが聞きたいんじゃないんだよ!わかんないんだよ、マジで!」と釈然としない気持ちばかりが募り、でもそれを表現する語学力がないからイラってなるでしょう。 逆に、「そう?じゃあ、下のクラスに移る?」とあっさり言われてしまっては、せっかく実力で入ったクラスなのにもったいなさすぎる! つまり、何が言いたいかというと、「相談」というのは「相手に決めてもらう」こと。人に決めてもらうとそのクラスに残ったとしても、下のクラスに言ったとしても後々後悔しがちです。 そこで!自分でこのくらいは頑張ってみようという期限を決めて先生に「宣言」しましょう! 「先生、このクラスは私には難しすぎます。◯週間やってみますが、それでもまだ難しかったら下のクラスに行きま

【語学学習・フランス語】冠詞について②ー『現代フランス広文典』を読む(後半)ー

フランス語の冠詞についての勉強第2弾です。前回の記事↓↓↓ 【語学学習・フランス語】冠詞について①ー『現代フランス広文典』を読む(前半)ー 前回に引き続き、 目黒士門(著)『現代フランス広文典』 を読みました。特に、「 第4章 冠詞」の章のアウトラインはこんな感じ。 第4章 冠詞 不定冠詞 部分冠詞 定冠詞 冠詞の変形 ←前回の記事はココまで 補語名詞の冠詞 まず、「冠詞の変形」 特に目新しいことはナシ。文法書に書いてあることを知ってるとちょっと嬉しいですよね。これ、知ってるんだぜ〜〜みたいな。 そのくらいの自画自賛さがないと、語学学習なんてやってらんないよ!!(大声) そしてこの余裕は次のセクションで打ち砕かれることに…。 つぎに、「補語名詞の冠詞」について。 〈 en +名詞〉と冠詞   (2)名詞が形容詞や保護を伴う時には dans を用い、冠詞がつく。   例: se perdre en forêt → se perdre dans une forêt profonde   dans を使う方が意味が具象的で、 en を用いると意味が抽象的になる。 へぇぇぇぇ〜〜〜!!!知らなかった。何も考えずに読み飛ばしていた気がする。今度読む時気をつけてみよう…。具象的/抽象的の違いがあるんだ!なんと!!! (3)特別な慣用的表現(古語法のなごり)では名詞の前に定冠詞 la または l ’ が用いられる。 あ〜〜〜。これ、なんでなんだろうって思ってたんだよね…(調べろよ)。特に、法律の問題を解く時に、「ここの場合では」の意味で使う " en l'espèce " に、なんで l' 必要なのかなぁと疑問でした。解決したからよしとしよう。 de France/ de la France   ( 2 ) de la France となる場合   France が「フランス国」または「フランス全体」を意味する時。 これもいまいち使い分けがわからなかったやつ。大学の授業でもやったけど、そのとき、へーそんなんあるんかーと聞いてたけど、後になってもいまいちつかめなかった。乗っている例文とかフレーズを読むと納得。まとめて

【語学学習・フランス語】冠詞について①ー『現代フランス広文典』を読む(前半)ー

今日は、昨日のフランス語の勉強の続きとして、 目黒士門(著)『現代フランス広文典』 を読みました。特に、第4章の冠詞についての部分です。この章のアウトラインはこんな感じ。 第4章 冠詞 不定冠詞 部分冠詞 定冠詞  ←今日の記事は ココまで 冠詞の変形 補語名詞の冠詞 昨日と同様、読んでから、自分が知らなかったこと、それから、もう一度まとめて確認したいところだけをピックアップして、Word にまとめました。例文あったほうが自分的にはわかりやすいかなぁというところは、必要に応じて例文も写しました。 自分のメモを元に、そうなんだー!とおもったことをコメントしていきたいとおもいます!(引用部分は、目黒士門著『現代フランス広文典』(白水社)からの引用です 。) 私が必要だったところだけ抜き出したものなので(用法の種類の番号がとびとびなのはそのせいです)、フランス語学習者の方はぜひ目を通してみてください。素晴らしい本です! 冠詞の機能: N の性数を表示し、 N を現実化 (actualiser) する 現実化するって言われれば確かにわかりやすいですね!そう考えると定冠詞、不定冠詞、部分冠詞の使い分けの時にイメージがしやすいなぁとおもいました。こういう時は、この冠詞、あの場合はあっち、と文法の規則は頭に入っていますが、なぜそうなるのかという視点が加わることで、個人的にはグッと現象がわかりやすくなりました。やはり、偉大な先生に言語化していただくと、あー、そういうことか!と再確認できます。 不定冠詞: 初出の N は、原則、不定冠詞 不定冠詞の基本的用法   (1)特定されたものを指す場合 (注)初出 N でも後に限定補語を伴っていれば定冠詞   (2)不特定「どれでもいいから、任意の」を意味する。   Venez chez moi un samedi. (いつか土曜日に家へ来てください。) この、初出の名詞でも後ろに限定する要素が加わっていると定冠詞というのは、たしかにルールとしては知っている。 しかし、いざ読んでいたり、書いていたりすると、定冠詞の他の用法などなどと混ざってしまって、あれってなんだっけ???となりがち なので、メモしておきました。それから、不定冠詞の「どれでもいいから」っていうのは確かに

【フランス生活】フランスでの手続き、良いところもある(電子化・コピー編)

新学期5日目でした。やっと1週間終わった! 今学期の講義の授業は少なくとも一回受けたので、先生がどんな感じか、ノートの取りやすさはどうか、などなど確認できました。今学期はそこまでノートが取りにくい先生はいないという印象。去年の前期は声が小さくしかもモゴモゴ話す先生がいて、最終的には友達にノートを借りました…。 授業の復習の仕方は、大まかにいうと次のような手順でやっています。 (1)手で取ったノートのアウトラインを色分けする (2)(1)で色分けしたアウトラインをWordに打ち込む (3)授業で引用された法律の条文を調べて打ち込む (4)ノートを読みながら自分の言葉でまとめつつ、Wordに打ち込む という感じです。復習の仕方&テストの準備の方法(個人的な方法ですが…)は、今度また別の投稿で書こうとおもいます!(需要あるのか…?) さて、今日は午前中この前大学でもらえなかった在学証明をやっと入手することができたので、県庁へ提出しに行ってきました。 やっぱり待った…。 (フランスでの待ち時間については この記事 を読んでください!)一枚の書類出すのに30分も待つ…。 ともかく、無事提出できてよかったです。 そんな待つばっかりのフランスの手続きですが、良いところもあります。 それは、 電子化が進んでいる ことと、 原本を出さなくていい ところです。 まず、電子化について。ビザの更新などはやはりまだ紙で書類を提出しますが、大学への登録などに関しては最近は全て オンラインで書類のデータをアップロードする形式 になっています。そして、大学の成績表も、学位証明書も全部データで来ます。(保存を忘れると大変なことに。) 紙ではくれません。 なので、フランスへ留学あるいは移住することを考えている方は、 全ての証明書類をデータ化する ことをおすすめします!(戸籍、卒業証明、学位記、語学スコアの証明などなど。)ビザ取得の時の手続きもデータで提出する必要が。私は、 カラーと 、あまり大きなデータをアップロードできない場合に備えて 白黒のデータの両方 でスキャンしてあります。そしてパソコンやUSBが死んでも大丈夫なように、 クラウドにアップ !(これ大事!) それから忘れてはいけないのが 証明写真 ! 写真もアップロードしてね、と言われる場合が多いので

【フランス留学・語学学習】外国語の書く力を向上させる -2-

今日は新学期4日目でした。今日受けた授業の先生方は、ノートが取りやすい話し方をしていたので本当に助かった…!!午前中に1時間半の授業が1つと、午後に3時間の授業、1時間半の授業が1つずつ。 フランスの大学は(私がいるところだけ?)昼休み以外 休み時間がない (!!)ので、4時間半続けての授業…。3時間の授業だと、さすがに先生も休憩を入れてくれることが多いですが、それでも集中力が…。 疲れてくると、記憶力の低下が起こっているのが外国語でノートをとっていると顕著にわかります。聞いてわかった!とおもっても、いざノートに書こうとすると忘れちゃってる! 短期記憶の消えるスピードの早いこと! 留学して、「わかるのにノートに書けない」現象を体験した方がいたら教えてください。私だけじゃないよね…? さて、昨日の予告の通り、外国語の文章力について書きたいとおもいます。 まず、私がどうやってフランス語を学んだかですが、 日本の大学で専攻してました! 以上。 フランス語圏の帰国子女ではないし、大学に入る前に高校とかでやっていたわけでもありません。(やってる学校あるんですね。大学入るまでそういった高校があるとは知りませんでした。地方の公立高校だったもので、英語しかなかったよ…。)大学に入って、a, b, c ...から勉強しました。 それから大学3年生の時に交換留学で、フランスの今通っている大学に留学し(別の学部だった)、それから何年かして同じ大学(の別の学部)に舞い戻ってきました。 大学でのフランス語の勉強方法はいたって簡単、 丸暗記!! フランス語教育のエキスパートである先生方の敷いてくれたレールに乗ってひたすら全部覚える!というかんじでした。もちろん、文法の説明とかも理解するように勉強するし、覚えようとはするんですが、基本は教科書・教材を暗記していました。 暗記の仕方のシステムさえちゃんと作れば、意外と暗記できるものですよ。 人間の脳みそってすごいね…。関係ないけど、フォトグラフィックメモリーとかある人羨ましすぎる…。 文法は、問題を繰り返しやって暗記することでかなりできるようになりました。(じゃないと単位取れないし…。) まとまった文章を書くというのは、実はあまりフランス語では習っていなくて、英語からの知識が多いです。大学では、初めて習うフラン

【フランス留学・語学学習】外国語の書く力を向上させる

新学期3日目でした。 フランスの法学部では(日本でもそうなのかもしれないけど、行ったことがないからわからない)、 書く力・文章力 が かなり重視 されるようです。新学期が始まって、どの先生もきちんとしたフランス語を書けるように訓練しましょう、と授業の最初におっしゃいます。 「教科書よりも何よりも、文章の書き方の本をまず読んでください」 とおっしゃった先生も…。オーマイガー。私はなんてところに来てしまったのでしょうか。「いやいや、そうは言っても、外国人なんだからちょっとぐらい大目に見てくれるんじゃないの?」とおもうでしょ?ね?おもいますよね?私にもそんな時期がありました。 が、しかし…、 試験の答案は全て匿名で採点される のです!つまり、答案を見ただけではこいつ外国人じゃーんというのはわからないわけです。(回答用紙の一部が折りたためるようになっていて、封筒についているみたいな乾いたノリがついている。点数がついてからオープン!)もちろん、フランス語ネイティブが読めば外国人の書いたフランス語だとはわかるとはおもいますが、それで考慮してくれるとはおもえません…。 オーマイガー。(2回目) 今学期(というより、むしろ今年一年)の目標は法学部の勉強に加えて、フランス語の文章力を向上させることっ…!!になりそうです…。 (てか、日本語の文章力もないんだが…) スペリングに関しては、フランス人よりも外国人フランス語学習者の方ができる印象ですが、実際はどうなんでしょうか?私の場合は、音よりも文字から入ったので、スペルミスはあんまりない気が…。 でも文法が!やばいんです! 特にわからないのが、 冠詞と時制の選択 。 一体いつどこで、定冠詞/不定冠詞(部分冠詞)/冠詞なしになるのかがわからない! 文法で習ったことを駆使してもわからないときはわからない! それから、時制! フランス語時制多すぎ! どれ使ったらいいんだ!? 名詞と形容詞の性数一致や、時制の一致は読み直せば、ある程度間違いに気づくことができますが、冠詞と時制に関してはネイティブの友達に読んでもらうと必ず直される文法項目です。 つらい…。 それでも、前よりは間違いが減りました。その方法、それから、これからどうやって文章力を向上させるか

【フランス留学と筆記具】新学期2日目・ノートと万年筆

今日は新学期2日目でした。 今日は3時間の授業が2つあり、たんまりとノートをとったので、私の使っているノートと筆記具について書いてみようとおもいます。最近ではタブレットでも手書きノートがとれるようになってきてとても便利ですよね。私もたまに使います。 でも!私が今使っているのは 紙と万年筆! 授業の時は紙とペンが一番好きなのです。 使っている紙は、クレールフォンテーヌ(Claire Fontaine)の5mm方眼のルーズリーフ。日本の普通のノートやルーズリーフと比べたら厚めです。フランスは万年筆文化がまだ根強く残っているのでしょうか、結構安め(クレールフォンテーヌはそんなに安くない)の紙でも万年筆を使っても 裏写りしない!にじまない!素晴らしい! 全体的に紙はお値段が高い印象もありますが、クオリティはいいのではないかとおもいます。まあ、質が悪いのにまだ当たってないだけかもしれないけど…。 そしてペンは万年筆を使っています。フランスのウォーターマン(Waterman)というメーカーのF(細字)を主に使ってます。 なぜ万年筆を使うのか って??それは、あまりにもたくさんノートをとるから…。 去年の一学期にボールペンでノートをとっていたら、2週間に一本ぐらいの頻度で使い切ってしまって、これはあまりにも環境にも悪いし、お金もかかるし…とおもい、持っていた万年筆+ビンに入ったインクをコンバータに入れて使う方式に移行しました。 宿題と授業のまとめプリント作りなどはパソコンでやっていたので、純粋に授業だけでボールペンを使ってました。それでインクがバンバンなくなるってすごい量ですね…。なんでノート取れてたのか自分でもわからん。 万年筆のインクはもともといくつか持っていて、使い切らなければ!とおもっていたのでちょうどいいじゃん!とせっせと使っています。 万年筆好きによくある インク沼 ってやつですね…。使わないのに買っちゃう…。そして、ズブズブとインク・ワールドへ…。そんなわけで、使い道ができたので、よかったよかった。驚くほどのスピードでインクが減っていきます。2日に一回コンバータ満タンにする感じ。ここまで減りがいいとなんだか爽快! もう一つのメリットは、万年筆の ちょうどいい重さで手があまり疲れない というのがあります。司法試験受験者に万年筆ユーザ

【フランス留学・フランス生活】手続きの85%は待ち時間 et pour rien(無意味に)...

今日は新学期1日目でした。 午前中は授業がなかったので、今年度の在学証明をもらってから県庁へ提出に…、 と思っていたら 、学事の職員さんに 「まだできてない、今週中にまた来てみて」 って言われた…。フランス!! おいっ!絶対見逃しただけだろ!アルファベット順に並べたものを手作業で探すとか前時代的な方法でやってるから見つからないんだよ!っと言いたかったけど、まあ、いいや…。20分も列で並んで待ったのにこの仕打ち。2週間前に大学機関の夏休みは終わってたんだから、この2週間、いったい何やってたんだ…!? 大学に限らず(というか大学はまだマシなほう!?)フランスでの手続きの 85%ぐらい は 待ち時間 だと思う 、 それも、残りの15%のうちのほとんどは自分で書類書いたり、準備したりする時間!でも待ったからといって、ちゃんとしてくれるわけではない。繰り返し  繰り返し   繰り返し 通いつめて、せかして、物事を進めなければならない。そして、毎回、毎回、列に並ぶ待ち時間も長い。 列に並ぶためにフランス来たんじゃない!! フランスにいらっしゃる皆さんは列に並んでいる間も何かできることを持っていくことをオススメします。個人的には、わからない単語を書いてる単語帳か、文庫本がオススメ。スマホは 待ち時間長すぎて電池なくなっちゃう からね。 午後からは授業。といっても1科目だけ。刑法の講義が3時間。手が疲れた…。 3時間でA4に9ページぐらい書きました。法学部の授業は基本的に書き取り方式なので、 スライドも板書も一切なし (たまに図式だけ板書されることも)。先生が自分のノートを読んで、ちょこちょこ説明を加えていく感じです。なので、みんな 必死 にノートをとります。 私は手書きでノートをとっていますが、学生のほとんどはパソコンでカタカタとタイプしています。一語一句写しとってるみたい。理解したことをノートにするというよりは機械的に全部タイプ!以前友達のノート見せてもらった時に、音を聞いてタイプしてるんだなぁって感じました。同じ発音だけど、文法的にはありえない品詞が来てたりとか。そんな早くフランス語でタイプできない私は、手書きで頑張っています…。 明日は3時間の授業が2つ。がんばるぞ!

【フランス留学】ゆるゆるQ&A

フランス留学に関して、聞いてみたいけど…という方のためにGoogle Formを作りました。答えたいものを、お答えできる範囲で回答していきたいとおもいます。(もちろん普通にコメントに書いてくださってもかまいませんよ。) なお、留学の詳しい手続きに関しては Campus France を参照なさったほうがいいとおもいます。もちろん質問してくださっても構いませんが、毎年ちょこちょこ必要な手続きとか、方法とかが変更されるので、私が辿った手続きは必ずしも最新の方法ではないかもしれないからです。 また、フランス留学中のグチに共感して欲しい場合にもお使いいただけます。(笑)たぶん120%共感します! 質問は ここ から!