【語学学習・フランス語】冠詞について②ー『現代フランス広文典』を読む(後半)ー


フランス語の冠詞についての勉強第2弾です。前回の記事↓↓↓
【語学学習・フランス語】冠詞について①ー『現代フランス広文典』を読む(前半)ー


前回に引き続き、目黒士門(著)『現代フランス広文典』を読みました。特に、「第4章 冠詞」の章のアウトラインはこんな感じ。

第4章 冠詞
不定冠詞
部分冠詞
定冠詞
冠詞の変形 ←前回の記事はココまで
補語名詞の冠詞

まず、「冠詞の変形」

特に目新しいことはナシ。文法書に書いてあることを知ってるとちょっと嬉しいですよね。これ、知ってるんだぜ〜〜みたいな。そのくらいの自画自賛さがないと、語学学習なんてやってらんないよ!!(大声)

そしてこの余裕は次のセクションで打ち砕かれることに…。

つぎに、「補語名詞の冠詞」について。

en+名詞〉と冠詞 
(2)名詞が形容詞や保護を伴う時にはdansを用い、冠詞がつく。 
例:se perdre en forêt → se perdre dans une forêt profonde 
dansを使う方が意味が具象的で、en を用いると意味が抽象的になる。
へぇぇぇぇ〜〜〜!!!知らなかった。何も考えずに読み飛ばしていた気がする。今度読む時気をつけてみよう…。具象的/抽象的の違いがあるんだ!なんと!!!

(3)特別な慣用的表現(古語法のなごり)では名詞の前に定冠詞 la またはl が用いられる。
あ〜〜〜。これ、なんでなんだろうって思ってたんだよね…(調べろよ)。特に、法律の問題を解く時に、「ここの場合では」の意味で使う "en l'espèce" に、なんで l' 必要なのかなぁと疑問でした。解決したからよしとしよう。

de France/ de la France 
(2) de la France となる場合 
Franceが「フランス国」または「フランス全体」を意味する時。
これもいまいち使い分けがわからなかったやつ。大学の授業でもやったけど、そのとき、へーそんなんあるんかーと聞いてたけど、後になってもいまいちつかめなかった。乗っている例文とかフレーズを読むと納得。まとめて例を見ると法則がわかりやすい!


属詞名詞の冠詞 
用法(2)「名詞の意味だけが必要なとき」
これは、今回読んでもあんまりよくわからなかった。属性名詞の冠詞といえば、典型的な用法は、"Il est médecin." みたいに職業とかを表す時に冠詞いらないよねってやつですが、もう一つの用法に「名詞の意味だけ必要なとき」というのがあるらしい…。例文が載っていたけど、文が修辞的すぎて私の脳みそでは処理し切れませんでした。そのうちわかるようになりたいけど、気にしておく必要があるので、メモ。
わからないところがわかったからいいね!(ポジティブ・シンキング)

同格名詞の冠詞 
virgule (,)によって分離された同格名詞が、 
先行名詞の修飾語として形容詞的な役割しかもたないときには、 
ふつう無冠詞である。
言われてみればそうかも…な用法。気にしたことなかったけど、確かにそうですね。
例:Louis XIV, roi de France

冠詞の省略 
(2)列挙された名詞 
とくに2名詞が対照法に置かれると冠詞はしばしば省略される。
この前の記事でやった、作文の分析でなんで無冠詞なんだろうって思ったところがあったけど、これが理由なのか!対照法に置かれると冠詞が落ちるって知らなかった。いくつもいくつも列挙するときは冠詞が落ちるのは知ってたけど、2つぐらいの列挙でなんで冠詞が落ちるのかがわからなかったけど、対照しているからなのか。
ひとつ賢くなった!!!(と信じたい)!!!

以上、冠詞についての勉強記録でした。次回の文法の勉強は、「中級フランス語 あらわす文法」の冠詞の部分を読みたいです。冠詞の旅は続くよ、どこまでも…。
 



   

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